Astro Notion Blogを試してみる
最近は、Notionでメモを書いて履歴を残しておくのが頻繁になり、ブログを投稿する時間がめっきり減りました。
ブログと違って、Notionでは気軽にメモが書けるので、便利なんですよね。
2年ほど前に、Notionと連携してブログ表示出来るNotion Blogを試した事がありました。
それから、Next.js13を使ったeasy-notion-blogが登場し、他にもNotionと連携してブログを開設するサービスはあるものの、国内で開発されたので、安心感はありますね。
更には、Netx.jsから機能を削除し、高速化や簡単にページ作成する機能が売りのAstro版(astro-notion-blog)が登場し、早速、私も乗り換えてみました。
下記のステップ手順通りすすめば、30分以内で構築出来るでしょう。
以前のNotionBlog同様に、NotionのDBとGithub,Cloudflare(Vercel)の環境が必要で、設定方法はほぼ同じなので、比較的簡単に構築する事が出来ました。(https://notion.washo3.com )
Astroでは、NotionBlogやeasy-notion-blogでのNext.jsよりページ作成がほぼhtmlやmarkdown方式で書けるので、Hugo使っている私には非常に書きやすい構造で、しかも、その中にJavascript記法も書けたりして、かなり柔軟性があるように思えました。
現在、デプロイ環境はVercelで行っておりますが、Vercelの無料(Hobby)プランでは、GoogleAdsenseなどの広告や商用化は出来ない(出来ても規約的にグレー)ので、自前のサーバーで運用したくなります。
早速、自前のサーバーでリバープロキシーを使ってDocker環境で構築してみましたが、そのままだと、キャッシュ周りを考慮しないといけないようなので、高速化が半減される感じで、長時間稼働させるとハングしたりもしました。
それでは、職場やレンタルサーバーなどに静的ファイルを作成し、配置すれば良いのではないかと考えます。 職場などでは、個人のホームディレクトリはURL/~user/みたいなサブディレクトリと決まっている場合があるかと思いますが、同じような環境の方のastro-notion-blog記事がございました。
静的サイト(SSG)では、Notionで記事を追加・編集したにせよ、astro-notion-blogでビルドにて静的ファイルを生成し、それをサブディレクトリやレンタルサーバーの配置先へ、その都度、転送する事になります。
これって、記事はNotionで簡単に作成・編集は出来るかもしれませんが、公開までにこのような手順を踏んでまで行うのは面倒ではないのでしょうか? これだったら、今までのHugoや他のSSGと変わらないような気もしますが…
結論としては、
- 普通にNotionを公開するだけなら、Cloudflare,Vercelで十分
- GoogleAdsense等のアフィリエイトを行うなら、Vercel有料プラン
- 自前やレンタルサーバーのサブディレクトリで運用するならSSG
- SSGで頻繁に記事を追加・編集・公開したいのであればNotionである必要がない